富士通ゼネラル PLAZION DAS-15E
今回、空気清浄機ならぬ脱臭機という聞き慣れないニッチな家電を購入しましたので紹介したいと思います。
脱臭機とはその名の通り臭いの元となる物質を酸化触媒を用いて分解し部屋の嫌な臭いを消してくれます。
今回購入した富士通ゼネラルのPLAZION(プラズィオン) DAS-15Eは簡単な集塵機能こそあるものの、一般的な空気清浄機のように花粉やPM2.5の除去機能や加湿機能はなく 本当に脱臭機能に特化した製品です。
基本性能はこちら
- 最大適用床面積 :10畳
- 集じん方式:ファン式
- 幅x高さx奥行:174x282x178mm
- 重さ:2.2kg
届いてみて驚いたのですが思ってた以上に小さいです。
外観もプラスチッキーで某メーカーの電気ケトルを一回り大きくした程度で最初の感想としては広い部屋では少し心もとないかなといった印象です。
付属品は特に無く説明書と本体のみのシンプルさです。
設定や操作もいたってシンプルで基本的には運転・停止と風量のみで事足りる感じです。
フィルターの付いた前面から吸気し内部の金属酸化触媒フィルターで臭いの元となる物質を分解し、同時にオゾンによる消臭を経て上面から排気する仕組みのようです。(ちなみにこの金属酸化触媒フィルターは24時間毎に高温で自動クリーニングされるので交換の必要がないそうです)
非常にざっくりとした説明はここまでにして本題に入りますが、なぜ脱臭機を購入したのかと言いますと、我が家には大人用おむつを使用している高齢者がいるのですが、こまめに換気や掃除をしていても部屋にはどうしてもアンモニア臭や高齢者特有の臭いが染み付いてきてしまいます。今までも消臭剤や芳香剤などを試しては見たものの効果が無く、ならば空気清浄機をといろいろと物色している時に脱臭に特化したこの製品に辿り着いたというわけです。
そして、実際に8畳洋室にて一週間、風量(標準)で稼働してみた結果はと言いますと、比較的臭いに敏感な私が元々感じていた臭いを100%とすると20%程度くらいまでに改善されたかなといった感じです。
空気中の臭いはかなり除去された印象ですが、床や壁紙に染み込んだ臭いがまだ少し残っている感じで、もう少し長期的に稼働を続ければ徐々にその臭いも薄れていくのかもしれません。
ともあれ脱臭効果自体は十分に実感できました。
あえて気になる点を上げるとするとファンの静音性でしょうか、風量(弱)でノートPCくらい、風量(標準)で負荷の掛かったゲーム用PCくらいの音がしますので、寝室などでは風量(標準)だと人によっては気になるかなと思います。
最後に恐らくこの製品はペットのいる家庭などをターゲットとしているのでしょうが、寝たきりの病人や高齢者の介護をされている方の多くが抱えている臭いの問題に関しても解決の一助となる製品だと思います。
ASUS MB169C+
前回、ノートPC「ASUS ZenBook UX310UQ」を紹介した際に、この機種を選んだ一番の理由がDisplayPort over USB Type-Cにあると書いたのですが、今回紹介する液晶ディスプレイASUS MB169C+は正にその理由に繋がる存在です。
基本性能はこちら
- モニタサイズ:15.6 インチ
- 表面処理:ノングレア
- パネル種類:IPS
- 解像度:フルHD(1920x1080)
- 消費電力:5W
- 入力端子:DisplayPort over USB Type-Cx1
外観はこちら
USB Type-Cとはその名の通りUSBの次世代規格で最大100Wの電源供給と同時に映像出力が可能であり、文字通りケーブル1本で外部ディスプレイを接続しデュアルディスプレイ環境を構築できます。
USB Type-CケーブルでPCと接続すると特に設定をする必要もなく、あっけなくサブモニターとして認識してくれました。
ノートPCの作業領域が手狭に感じてはいるけれど、デスクに縛られない気軽さを損なわず、邪魔なケーブル類からも開放されたいという贅沢な悩みを一挙に解決してくれます。
またこのASUS MB169C+はディスプレイとしても十分に高品質で心配していたカーソルの移動に伴う遅延も一切感じさせません
最後に今回紹介したASUS MB169C+を使用する為にはUSB Type-C規格、尚且つDisplayPort Alt Modeに対応した機器が必要である事には注意が必要です。現状PCでは対応機種が少なくインターフェースカードの類も発売されてはいないようです。
非常に手軽で便利ではあるけれど、まだ早すぎる製品なのかもしれません
ASUS ZenBook UX310UQ
ゲーム用途にどんどん重装備になるメインPCを立ち上げるのが億劫になり、マッタリ普段使い用にノートPCを衝動買いしてしまったので紹介します。
今回購入したのは派手さは無いものの価格と性能のバランスが取れたASUSのZenBook UX310UQです。
基本性能はこちら
- 液晶サイズ:13.3 インチ
- 解像度:フルHD (1920x1080)
- CPU:Core i5 7200U(Kaby Lake)2.5GHz/2コア
- ストレージ:SSD256GB
- メモリ:DDR4 PC4-17000 8GB
- ビデオチップ:GeForce 940MX
- OS :Windows 10 Home 64bit
- 幅x高さx奥行:323x18.35x223 mm
- 重量:1.4 kg
ボディはアルミ製、上面のダイヤカットされたロゴとスピンヘアーライン処理がいかにもASUSらしいですね
ディスプレイは十分に綺麗ですが13.3 インチでフルHDという事で100%表示では文字が非常に小さくなります。
自分の視力的に125%のスケーリングでの使用が丁度良い感じです。
使用感としては文書作成や動画再生といった用途であれば不満を感じる事は無いですし、何よりもほぼ無音なのが落ち着きます。
敢えて不満な点を上げるとするとSDカードスロットのこの仕様
まあ、差したままでの持ち運びは想定していないのでしょう
内部ストレージの不足をSDカードでと考えている方は注意が必要です。
最後に実は自分がこの機種を選んだ最大の理由は、この機種のUSB端子の一つがDisplayPort over USB Type-Cに対応しているからなのですが、その辺りの詳細は後日改めて記事に纏めたいと思います。