ASUS MB169C+
前回、ノートPC「ASUS ZenBook UX310UQ」を紹介した際に、この機種を選んだ一番の理由がDisplayPort over USB Type-Cにあると書いたのですが、今回紹介する液晶ディスプレイASUS MB169C+は正にその理由に繋がる存在です。
基本性能はこちら
- モニタサイズ:15.6 インチ
- 表面処理:ノングレア
- パネル種類:IPS
- 解像度:フルHD(1920x1080)
- 消費電力:5W
- 入力端子:DisplayPort over USB Type-Cx1
外観はこちら
USB Type-Cとはその名の通りUSBの次世代規格で最大100Wの電源供給と同時に映像出力が可能であり、文字通りケーブル1本で外部ディスプレイを接続しデュアルディスプレイ環境を構築できます。
USB Type-CケーブルでPCと接続すると特に設定をする必要もなく、あっけなくサブモニターとして認識してくれました。
ノートPCの作業領域が手狭に感じてはいるけれど、デスクに縛られない気軽さを損なわず、邪魔なケーブル類からも開放されたいという贅沢な悩みを一挙に解決してくれます。
またこのASUS MB169C+はディスプレイとしても十分に高品質で心配していたカーソルの移動に伴う遅延も一切感じさせません
最後に今回紹介したASUS MB169C+を使用する為にはUSB Type-C規格、尚且つDisplayPort Alt Modeに対応した機器が必要である事には注意が必要です。現状PCでは対応機種が少なくインターフェースカードの類も発売されてはいないようです。
非常に手軽で便利ではあるけれど、まだ早すぎる製品なのかもしれません